静岡県 掛川市 〜地域の情報再発見・ローカルサーチ

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<地方都市の概要>
掛川市(かけがわし)は、東海地方の中部、静岡県西部地区の市。

小型の城下町から発達した地方都市である。
天正時代には山内一豊の城下町であったため、この縁で高知市(高知県中部)との交流関係が深い。
江戸時代には掛川藩の城下町となり、東海道掛川宿、日坂宿の宿場町でもあった。

旧小笠郡(東遠)の拠点都市となっている。
近隣で規模が近い磐田市、袋井市との都市間競争を意識して、
拠点性を高めるための施策が行われている(例:東海道新幹線掛川駅や東名高速道路掛川インターチェンジの誘致)。

牧之原台地のすぐ西に位置しており、緑茶の栽培は全国屈指の産出量を誇る。
「スローライフ」を宣言しており、郊外化やスプロール現象の促進とは正反対で、
中心市街地の活性化で個性を強化する路線を掲げており、中心市街地活性化法(TMO)の実践が顕著である。

中心部を流れる逆川の流れが、切り立った崖のように見える点から「缺けた川」と呼ばれ、
次第に略されて「懸川」となり、「掛川」と改名された。
地元では、「かけがわ」を発音する際、「け」にアクセントをおいて発音する。
しかし、JR(東海道新幹線)のアナウンスや全国ネットのテレビ番組では
「川」にアクセントを置かれる場合が大半である。
アクセントに違いが見られるのは、放送で用いられる共通語と
掛川市内で用いられる遠州弁との間にアクセントの差異があるためとされる。
同様に、共通語と遠州弁とで地名のアクセントに差異がある事例としては、静岡県磐田(いわた)市が挙げられる。


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全国最大規模の緑茶の栽培地であり、緑茶を用いた土産物も多い。
尚、掛川茶振興協会による緑茶の産地表示は、下記の通りである。

■掛川茶 ■
掛川市内と、同市に隣接する境界地域で生産された荒茶を100%使用した商品。
ただし、境界地域の荒茶を使用する場合、市内産の荒茶を50%以上含有しなければならない。
(※「境界地域」とは、市境に隣接して気候や土質、地形、栽培管理、製造方法などが市内と同様の地域。)

■掛川産掛川茶■
掛川市内で生産された荒茶を100%使用した商品。

緑茶以外では、メロン、いちご、トマト、バラの栽培が盛んである。

■スローライフ■(Slow Life)とは、生活様式に関する思想の一つで、地産地消や歩行型社会を目指す生活様式を指す。
日本ではスローフードが拡大解釈されて浸透した言葉。
1990年頃のバブル経済の時期に、ファストフードに代表される大量生産・高速型のライフスタイルや、
モータリゼーションの進展による都市の郊外化が進んで行った。
これに伴い、全国各地には郊外型ショッピングセンターやロードサイドショップが急増し、
中心市街地の空洞化(ドーナツ化現象)やスプロール現象が進行している。
その結果、地方都市が画一的な様相を呈する傾向にある。

これに対して、有機農産物や地元産の農産物が奨励されたり(地産地消運動)、
沈着型でゆっくりした生活様式を唱える動きが出たりするようになった。
これをまちづくりに応用した思想は、「ニューアーバニズム」とも言われている。

日本では、掛川市、高知市、岐阜市といった中小の地方都市が、「スローライフ」を宣言している。

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